スーパーボールも盛り上がっているけど、やはり忘れてならないのはオリンピック!4年に1度の大イベントである事は言うまでもありませんが、今年は特に自国のソルトレーク・シティで開催とあって、アメリカ人アスリートの盛り上がり方も最高。観客である国民も負けてはいません。開催日が10日後に迫った今、人々の興奮がさらに盛り上がっているのは間違いありません。
ボストンに聖火が来た時は、「この機会を逃すものか!」と声援を送りに行きました。ベイサイドで北風に吹かれながらも、勢いよく燃えさかる聖火に感激。改めてオリンピックがアメリカで開催されるのだということを実感。とはいえ、ボストンからソルトレーク・シティまではかなりの道のり。もっと身近にオリンピックを感じられるイベントはないものかと探してみたら、やっぱりありました。ここでは、ボストンにいながらオリンピック気分を十分に味わえるプログラムを紹介してみましょう。
現在、ボストン科学博物館のオムニ・シアターでは、「オリンピック・グローリー(Olympic Glory)」と呼ばれるショーが公開されていて、1998年の長野冬季オリンピックの感動をもう1度味わうことができます。ダウンヒル、ボブスレー、ホッケー、フィギュア・スケートなどメイン・イベントの思い出深いシーンの数々。中でも見逃せないのは、スピード・スケートで清水選手が金メダルを取ったレースと、ジャンプのラージヒル(団体)で日本を優勝に導いた原田選手の感動ジャンプの映像!彼らのインタビューシーンもあって、私たちにとっては涙ウルウルものです(笑)。さらに聖火リレーに続いて伊藤みどりさんの点火シーン、日本の伝統行事を紹介した開会式(善光寺の鐘も出てきますよ!)などの映像がたくさん流れ、懐かしい映像がてんこ盛り。まさに日本人向けのプログラムに仕上がっています。 オムニ・シアターでは、世界最大のフィルム・フォーマットと最先端のデジタル・サウ ンドを使っています。ドーム型の巨大スクリーンは5階建ての高さがあって、その迫力は相当のものです。自分がまさに長野オリンピックの1シーンにいるような錯覚が起きるほど。また、ショーの最初に流れるボストンの映像は、まるでヘリコプター・ツアーに参加しているような気分。正直なところちょっと恐かったですけど、空からのボストンを楽しむことができました。そしてWPSのおすすめはラストシーン!とにかくカワイイの一言につきます。思わず微笑みがこぼれてしまうほど。ここから先は見てのお楽しみということにしたいと思いますので、是非オムニシアターへ。「オリンピック・グローリー」は、2月25日まで公開されています。月曜日は午後4時の1回のみですが、火曜日~日曜日は毎日、午後4時と8時の2回上映されています。学校や仕事帰りでも十分に見に行ける時間なので、是非どうぞ。チケット料金、スケジュールなどの詳細は科学博物館のウエブサイトhttp://www.mos.orgを御参照ください。
Sports Illustrated誌によると「日本のメダル獲得予想数は金=0、銀=1(スピードスケートの清水選手)、銅=2(同ショートトラックの西谷とモーグルの上村選手)」だそう。WPSでは、清水選手とジャンプの団体&個人に注目しています。個人的には何と言ってもフィギュア・スケート!4年前、惜しくも敗れたミッシェル・クワンが念願の栄光をつかむのか、男子ではヤグディンとプルシェンコの戦いになるのか。それとも・・・?日本の村主選手が3位に食い込めるかもしれないし。色々考えていると本当に待ちきれなくなってきます。4年に1度のイベントです。みんなでオリンピックを楽しみましょう!